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ToyBox のデフォルト値を RenderMan と同じ値に変更

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Non-Commercial RenderMan を参考にして、画面サイズなどのデフォルト値を更新しました。 Essential RenderMan に載っている、最少の rib ファイルを少し修正した test1.rib を # test1.rib - a minimal scene (cf. "Essential RenderMan" p.17) Display "min.ppm" "file" "rgb" Projection "perspective" WorldBegin     Translate 0 0 2     Sphere 1 -1 1 360 WorldEnd prman test1.rib としてレンダリングすると、次のような画像が出来上がります(画像は ppm を png 形式で保存しなおしたものです )。 どうやら RenderMan のデフォルト値は、 画像サイズは 640 x 480 画角は垂直画角で 90 度 のようです。デフォルトシェーダについては多分 plastic シェーダなのではないかと推測して、ToyBox 側は目視にて同様に設定しました。 同じ test1.rib を tb.exe test1.rib として生成した画像が次の画像です(こちらも ppm を png に変換したものを掲載しています)。 差分をとってみると、大体あっている感じです。 ただ、輪郭部分は大きく違うようで、どうも RenderMan の方は多面体で近似しているような雰囲気がありました。 レンダーマンといえばティーポットなので、ティーポットも ToyBox でレンダリングできればよいのですが、.teapots_RISShaders.rib の中を見ると SubdivisionMesh "catmull-clark" を実装しないと駄目っぽいので、しばらくは無理そうです。